株式の長期投資するなら、医療保険に入った方がいい理由

株式

株式投資を長期保有するなら、医療保険に加入した方が良いという話をします。

長期保有の株式投資とは、株式を長期的(5年〜20年)にわたって保有して、配当金、株主優待、長期的な株価の上昇によって、長い期間をかけて回収していく手法になります。いわゆるデイトレーダーのような、銘柄の短期売買を繰り返すような短期トレードとは違います。

株式の長期投資は、ストレスがかからない上に、長い期間に渡って保有する分、売却価値がある適切なタイミングで利益確定をすることができるということで、非常に理にかなった投資方法です。

ですが、以前、株式の長期保有の注意点とは?長期投資をするなら考えたい3つの視点という記事でも、軽く紹介しましたが、株式投資において長期保有において、注意点がいくつかあります。

その中でも、この医療保険の重要性について語っていきたいと思います。

株式投資を長期的にやる上で、医療保険が重要な理由

株式投資家が株を手放す最も多い理由は、お金が必要な時

長期投資というのは、長期間にわたってその有価証券などの資産を保有して、短・中期的な値動きや動向に振り回されず、少しずつ元本を回収&増大させていく手法です。長期投資でもっとも重要なポイントは、一度買ったら長い期間売らずに持っておくというものです。

そんな長期投資家が、株式を手放してしまうタイミングとはどんなタイミングでしょうか。

それは、「今すぐお金が必要」という自分の人生上で、何かしらの資金需要が高まった時に、投資家は株を売却しがちになるのです。

具体的には、ローン、子供の学費、離婚の財産分与、賠償金の支払い、難病の治療、相続、詐欺の被害などです。

株価というのは、景気、企業業績、金融情勢などによって、毎年、毎月、毎週、毎日ピクピクと値動きをしながら、少しずつ上昇や下落をしていきます。そのため、小さな値動きは短い期間で繰り返すわけですから、ずっと含み損を抱えてしまうとか、そういう事態はある程度想定の範囲であるはずなのです。つまり、焦らず、待って、株価がよくなってくるのを待つのが大切です。

ですが、そう決意したにもかかわらず、人生で大きなお金が必要になるような一大イベントが生じると、自分が持っている現金では足りず、どうしても有価証券や不動産などの資産価値があるものを売却して、お金に変えてしまうのです。

その一つとして、病気の治療にお金が必要な時、医療費の負担をする時、などは株式を売却しがちになりやすいポイントです。株は持っていても、病気を治療してくれるわけじゃないですからね…




医療保険に加入していれば、高額な医療費をカバーできる

医療保険とは、病気や怪我で入院や手術をすると、それに応じて保険金をもらうことができる民間保険会社が運営している民間保険です。有名なのは「手術すると一時金100万円」「入院日額2万円」という感じで、病気や怪我で入院や手術をするともらえる保障内容になっています。

特に、難病の治療は医療費が高額で医療費負担が大きくなることから医療保険の役割は大きいでしょう。

日本人の場合、三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)の患者多く、これらは治療期間も長期化し、医療費も膨大になる可能性が高い病気が多いのは有名な話ですよね。

医療保険に入っていれば、万が一大きな病気になってしまってもお金が保障されますので、お金が足りないからといって、株式を売却する可能性は低くなります。

もちろん、日本は国民皆保険制度があり、高額療養費制度、傷病手当金などの社会保障がしっかり整備されて言える国です。なので、必要な範囲での治療で払いきれないという事態は、あまり起こる可能性が低いです。ですが、病気の中でも、医療保険の対象外の治療や、先進医療、または差額ベッド代など、保障範囲外でお金が必要になる治療も考えられます。また、働けない期間の収入のカバーも必要なことも考えると、いくら社会保障制度がしっかりしていても、やはりある程度の備えは必要になるというわけです。

そんなこんなで、社会保障などが充実していたとしても、実際には先行きの不安などから、病気や怪我になるとまとまったお金が安心ということで、やむなく、長期投資株を手放し売却してしまう投資家も少なくないようです。

もし医療保険に加入していれば、病気や怪我による治療費のカバーができるので、長期保有株をすぐに売却せずとも、ある程度は貯金や保障の範囲内で、なんとかやりくりすることも可能です。

このように、株式を長期保有する場合(株以外の長期投資はすべてそうですが)、一番の敵は、自分自身の問題です。特に、急な資金需要というのは、問答無用で、とにかく売却できるものは、すぐに売却したいという一種の狼狽売り的な状態になってしまう可能性があるものです。

だからこそ、長期投資をするなら、必ず資金需要という側面に注意をする必要があり、その点、病気や怪我という側面から医療保険をオススメしているのです。

関連記事▶︎信用できる保険の営業マンの特徴とは?保険加入の相談なら独立系FPがおすすめな理由とは




株で長期投資でするなら「人生のリスク管理」をしっかり

このように、株式投資の長期投資家が、株式を途中売却してしまい、含み損が出ている状態orほとんど利益が出ていない状態で、売却してしまう投資家は少なくないです。

その理由のほとんどが、株式市場の動向とはまったく関係ない個人的な事情での売却が多いんです。

そう考えると、もしかすると長期投資最大の敵は、ヘッジファンドでも、バブルでも、リーマンショック等金融危機でも、政治情勢の不安でもないかもしれません。

投資において、本当の敵は自分自身で、自分の周囲から派生する問題について取り組むことがもっとも、リスク管理で重要なことかもしれないのです。

そのことを深く深く理解することで、自分の投資スタイルをきちんと強固なものにしていくことができます。

「長期投資とは人生そのもの」というのは、名言ですね。

無配当企業のメリットとは?配当金をもらえない株式投資でも意味があるんです!

株式の長期保有の注意点とは?長期投資をするなら考えたい3つの視点