どこに含み損トレーダーの損切りロスカットが溜まっているか知る方法

為替

他のプレイヤーのロスカットラインがどこに多く滞留しているのか、ということを知るということは、相場の急騰急落による波動を取る上で非常に重要なポイントです。

相場がI波動、V波動、N波動などで、急激に大きく動き出す時は、損切りととても密接な関係があります。相場が大きく動く時というのは、含み損を抱えている投資家が損失を確定させる、ロスカットによって、どんどん売りor買いが発生するからです。

つまり、どこにストップロスカット注文を入れているのか、損切りポイントが溜まっている場所を知ることで、効率よく値動きを取ることができます。

「大衆心理を読め」とは相場の格言ですが、他の個人トレーダーや機関投資家などの投機筋の動きを把握することは非常に為替FX取引において非常に大切なポイントです。

今回は、他者の保有ポジションがどこに偏在しているのか、を調べる方法を考えます。

どこに、他のトレーダーの損切りロスカットが溜まっているか

他のトレーダーのロスカットがどこに溜まっているのか、ということを知るには、

まず、どこでエントリーしている投資家が多いのか、ということを知ることが大事です。

なぜなら、損切りは、エントリーしてないと発生しないからです。

 

つまり、どこの値段で、多くの投資家がエントリーしていて、

そして、そのポジションをまだ保有している最中であるのか、ということを考えることが重要です。

証券会社のオープンポジション、ポジション比率から判断する

証券会社の中には、オープンポジションやポジション比率を開示しているFX会社もあります。

オープンポジションとは、FX証券会社がWEBサイトで公開している世界中のトレーダーが持っている滞留ポジションを、視覚的にわかりやすく表示してくれるものです。

これを見ることで、トレーダーの保有ポジションがロングに偏っているのか、ショートに偏っているのかを把握することができます。

おすすめのFX会社は、OANDA Japanです。

なぜなら、OANDA Japanは、リアルタイムで投資家のポジション保有状況が把握できるからです。

 

OANDAは、口座保有者には3分に一回更新で、非口座保有者は30分に一回の更新頻度で確認することができます。

OANDA Japan(無料口座開設)

OANDAオーダーブック(オープンオーダー・オープンポジション詳細)

 

あまり、馴染みがない方も多いと思うので、簡単にOANDA Japanの詳細解説をしますと、以下のようなメリットがあるFX会社です。

 

  • 国内登録FX会社
  • 1通貨から取引可能
  • MT4対応
  • MT4対応の国内FX業者中では、ドル円スプレッドが良心的
  • 他の投資家のポジションと指値逆指値がわかる「オープンポジション」「オープンオーダー」が使いやすい

OANDA Japanは、日本国内のFX会社の一つで、世界中にも多くのトレーダーが口座保有しているグローバルなFX会社です。

「MT4」に対応している数少ない日本のFX会社の一つということで有名です。

スプレッドも「ドル円0.4銭」というMT4対応の証券会社の中では、良心的なスプレッドでできるので私は非常に重宝しています。ちなみに、同じくMT4対応の「XM」は、ドル円スプレッド1.6銭です。

オープンポジションは、3分に1度に更新してくれるので、口座解説をしておくことをお勧めします。

OANDA Japan(無料口座開設)

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チャートパターンからわかることもある

明らかに、高値or安値が同じラインに揃っている場合など。

そこよりも、上抜け(もしくは下抜け)をしていき、高値(安値)を更新していくというラインには他の投資家のロスカットが溜まっている可能性があります。

また、レンジ相場やボックス相場などで、狭いレンジでの値動きがある場合もそうです。

そういう場合は、レンジ相場外に、ボックス相場外に、ストップロスを入れている投資家が多いので、レンジの放たれがおこったら、一気に急騰急落が起こる可能性が高くなります。

そのため、レンジ相場やボックス相場なども狙い目ではあります。

もちろん、絶対ではないので注意が必要ですが、そういう節目に注目している投資家は少なくありません。

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