起業したいけどすぐにできないなら、第二キャリアをガチで探すのが正しいと思う3つの理由

ビジネス全般

「最近の若者は安定思考だ」と言われている世の中ですが、

「将来、独立・起業したい」

そう思っている若者は少なくないでしょう。

 

ですが、起業したいけど、何かしらの理由ですぐにはできないことってありますよね?

スキルや経験がない、実績がない、アイディアがない、お金がない、子育てが忙しい等々。

起業したいけど「じゃあ明日から会社に辞表出します」とは出来ない状況は誰にでもあるのです。

 

しかし、そんな状況だったとしても、

何もしないでいてはいつまでたっても起業することができません。

なので、もしあなたが本気で起業を成功させたいと思っているのであれば、

 

まずは第二キャリア探しを本気でやること

をオススメします。

 

「いやいや、転職と起業って関係ないでしょ」

「第二キャリアを見つけなくても、そのまま起業すれば良いじゃん」

っていう意見もあると思います。まあ確かにそれもわかります。

 

しかし、やはり起業を成功させたいと思っているなら、やはり第二キャリアを踏んだ方が成功率は高くなります

では、なぜかでしょう。

理由は、主に3つあります。

1:第二キャリアこそ起業に与える影響が一番デカイから

2:起業の本気度を試せるから

3:転職活動はまさに営業や交渉。起業に大切な営業力や交渉力を養うことができるから

一つずつ解説していきます。

 

1:第二キャリアこそ起業に与える影響が一番デカイから

起業家は30代前後が多いと言われてます。

それは、

①新卒→(2年〜3年年後)→②ベンチャーなどに転職→(数年後)→③起業(30代前後)

という流れが多いからでしょう。

この流れにおいて、この第二キャリアで起業への足がかりやアイディアを得て、そこから独立起業していくというのが起業へのステップとして多いのです。

第二キャリアで、起業する分野を決めたり、必要な人脈を作ったり、新規事業の立ち上げノウハウを学んだり、マネジメントや経営を体感したりします。

つまり、第二キャリア選びの時点から、起業への準備が始まっているといっても良いでしょう。起業に必要な準備ができる第二キャリアと、ただ単に給料が前職から下がっただけの第二キャリアでは意味合いが全然違います。

どの第二キャリアを選択するのかは、起業の成功に大きく影響します。

今の会社から独立して、そのまま起業して成功する人もごく稀にいます。

ですが「いつか起業したい」と思っているあなたは「では、第二キャリアなしでいきなり起業しますか?」と聞かれて、それで「YES」と答えられるでしょうか?

新卒で入った会社から一度転職してその上で起業していく人が多い理由は、起業に向けて必要な準備ができるからです。

起業に向けた準備とは、業種的な準備、マネジメントや経営の経験、人脈作り、知識スキル作り、仲間作りなど様々です。

起業は準備が8割と言われています。

もちろん、起業してから必死にやることは大切ですが、大抵の起業は、資金的な上限があるので、売上がゼロの助走期間は限られてます。1日でも早く成功への足がかりをつかんだ方が良いに決まっています。

その上でも、やはりきちんとした起業準備をした方が成功率は高くなります。起業前に必要なスキル、知識、人脈、ノウハウを体得しておいた方が良いわけです。

つまり、多くの起業家が第二キャリアを踏む理由は、万全な起業準備をして起業の成功率をあげるためです。

起業したいけどいますぐできない人ほど、まずは起業準備として第二キャリア探しをやるべき理由は、第二キャリアの重要性が極めて高く、適切な第二キャリア先を選ぶことは、今できる最善の起業準備だからです。

2:起業の本気度を試せるから

そもそも「起業したい人」と言っている9割が口だけです。

実際に「起業したい」と言っていた人が、1年以内に起業している人は1割もいないでしょう。また仮に少しかじったとしても、本気度が足りないので、すぐに挫折する人も多いはずです。

よく、下記のような教訓を聞きます。

100人いたら実際に起業するのは1人。さらに1年以上続けられるのは、100人いたら1人。つまり、起業して1年以上続けている時点で、あなたは1万人に1人になっている。

起業したいなら、本気の覚悟が必要です。

私も、フリーランス自営業として、起業後3年以上経ちますが、どんなに今月稼いでいても、来月の収入がゼロになる可能性は全くないとは言えません。

どんなに安定そうな事業内容でも、収入の不安定さは否めません。それが起業です。

それでも、あなたは起業したいって思いますか

もし「YES」と言えるのであれば、その本気度を試す意味でも、第二キャリアをガチで探してみてください。

起業準備で大切なことは、今やれることを淡々とやることです。

「スキルや経験がない」「実績がない」「アイディアがない」「お金がない」「子育てが忙しい」などなど。

やらない理由をあげようと思えばいくらでもできます。

すぐに起業ができないのは仕方ありません。ですが、今やれることから逃げているなら話は違ってきます。まずは自分のできる範囲でやれることを虎視眈々とやっていくことが、起業を成功させるためには大切なんです。

3:転職活動はまさに営業や交渉。起業に大切な営業力や交渉力を養うことができる

起業に一番重要なスキルって何でしょうか。

確かに経営ノウハウ、プレゼン能力、ITスキル、専門知識なども大切です。

ですが、私が一番大切だと考える能力は、営業力と交渉力です。

起業とは、突き詰めれば、自社の扱う商品を、見込み客に販売することです。

 

誰も真似できない超魅力的な商品を作ってそれを超低価格で提供できれば、何もしないで売れていくビジネスモデルができるでしょう。

ですが、ほとんどビジネスは、実績もない、技術もないという状況から、少しずつ自社製品の内容をグレードアップさせて行きます。その過程では、必ず、お客さんをつかむ営業力が必要になります。仮にその優秀な営業マンを雇うとしても、その人との交渉が必要になります。交渉も一つの営業です。

極端な話、営業力さえ自社にあれば、商品は他所から仕入れることができるので、仕入れ販売ビジネスとしても売上をあげることができます。

つまり、営業力さえあれば、極論、起業できるんです。

 

転職活動とは、まさに自分の売り込み、そして自分の賃金や自分の待遇を交渉します。つまり営業力と交渉力が試されるのが転職活動です。

一括採用の新卒採用とは違い、転職の場合、給料やその他の待遇などは、転職者によって違います。なので、いかに自分を売り込み、そして自分の待遇を交渉できるのかが、転職活動には大切なのです。

第二キャリア探し(転職活動)をガチでやることで、この起業に必要な営業力と交渉力を養うことができます。それが起業した時にも必ず役に立つのです。

起業したい人にオススメな転職サイト

まずは、起業したいなら、しのごの言わずにまずは無料登録しとくべし….という類のサイトです。

リクナビNEXT」を登録していないなら、速攻で登録するのをお勧めします。

情報量は圧倒的なので、まずはここを押されることは大切です。

 

次に、ベンチャー系の転職サイトは1つは登録しておくべいきでしょう。

創業ステージの会社をどうやって大きくしていくのか、経営はどうやってマネジメントしていくのか、PDCAをいかに早くして会社を回していくのかなど、ベンチャーで働けば、会社経営や起業家として必要なスキルを体得していくことができます。

起業したいなら、ベンチャー企業を第二キャリア先に選ぶことを私はオススメします。

おススメは「転職会議エージェント」です。

ベンチャー企業などのWEB系企業への専門性もある「リブセンス」の転職エージェントなので、ベンチャー転職に役立つのは間違いないでしょう。

転職会議エージェント

無料登録はこちら⇒転職会議エージェント

 

 

ベンチャー起業といえば、まさに起業家予備軍が集まる場所、起業したい人や起業精神がある人が集まる場所です。

また、起業をした社長や経営陣とも近い距離で仕事ができる職場でもあります。

起業をしたいなら、第二キャリアにベンチャー企業を選ぶメリットは大きいです。仮に自分が起業したい分野が、ITやWEB関連以外でもです。

 

まとめ

起業は必ずしも成功するとは限りません。ですが、成功させる確率をあげる事はできます。

起業の成功率をあげる方法は、起業準備をしっかりする事です。

準備をしっかりした起業と、やけくそでスタートした起業。

どちらが成功率が高いでしょうか?

もちろん、テキトーにはじめて、それで成功する超天才は稀に存在します。ですが、それはほんの一握りの限られた人間だけができる神業のようなものです。

ほとんどの一般人は、起業を成功させる確率をあげるためには、準備をしっかりする方が良いに決まっています。

その起業準備において、特に大切なのが第二キャリアです。

第二キャリアをどうするのかは決めるのかは起業においてかなり重要な要素です。

きちんとした第二キャリアを選ぶのか、テキトーに第二キャリアを選ぶのか、はたまた、第二キャリを作らず、そのまま独立開業するのか。

どれが一番リスキーで、どれが一番成功率が高いでしょうか。

悔いのない起業を万全に準備していく意味でも、まずは適切な第二キャリア先を選んでいくことが大切です。