1株を即時約定できる!LINE証券のメリットや仕組みを解説。デメリットや注意点も

株式

LINE証券は、LINEポイントなどを使ったり、LINEペイの残高を利用できたりなど、スマホ1台あれば取引できたりなどメリットがある証券会社です。

他にも、1株(端株・単元未満株)から取り引きできるので、小さなロットで様々な銘柄を取引できるというメリットがあります。

私もとても便利なので、1株投資などを中心に取引にLINE証券をフルに使っています。

そんな私が実際に使ってみた感想や評価からどういうメリット・デメリットがあるのかをまとめてみました。

LINE証券メリット

ザラ場中リアルタイムで1株取引で即時約定

LINE証券のもっともすぐれている点の1つは、「注文→即時約定ができる単元未満株(1株)サービス」という点です。

1株から取り引きできる証券会社はほかにもありますが、それらの証券会社はザラ場中の「リアルタイム取引→即約定」とならないが難点です。

例えば、SBIネオモバイル証券は、Tポイントで投資できたり、50万円までなら取引手数料無料で取引できるなど、同じ1株取引できる証券会社としてメリットも高い証券会社でが、

前場寄り付きで約定するには前日21時半まで、後場の寄りつきで約定させるには当日10時半までに注文を出す必要があります。そのため、注文したときの時価よりも乖離した価格で約定してしまう恐れもあります。

このように他の証券会社の場合、1日2回しか売買のタイミングないので、大引けなどの一日でも取引が大きくなるタイミングでの取引は難しくなってしまいます。

ですが、LINE証券の場合、取引時間中であれば、基本的に注文後その時の価格で即約定させることができるというわけです。

前引け、大引け10分前の期間は取引できませんが、それ以外の時間は基本的に取引はリアルタイムで可能です。

LINE証券取引時間

【日中取引】 9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50
【夜間取引】 17:00~21:00

夜間21時まで取引可能

15時東証引け以降、夜間先物・欧州タイムの為替などを見て、15時引け時点の引け値を基準に売却or購入もできます。

取引価格は、15時の引け値段を基準に0.5%のスプレッドで取引できます。

■9:00-11:20、12:30-14:50
取引所(東証)の最良気配を基準に0.05%*のスプレッドを加減算
■11:30-12:20
前場終値に0.05%*のスプレッドを加減算。ただし終値引けのみ対象
■17:00~21:00
翌日基準値段に0.5%*のスプレッドを加減算
※提示価格が市場価格より有利になるとは限りません。
※翌日基準値段とは、営業日の夕方に取引所(東証)が算出する値段です。
翌日基準値段の詳細はこちら

決算などの材料がある場合は、取引制限がかかる場合があるみたいですが、全体相場の下落などで翌日ギャップダウンスタートになりそうなとき、0.5%のスプレッドを払ったとしても、翌日の寄りつき前に持ち株を売却してしまった方がお得なケースもあるでしょう。

ちなみに、15時以降はETFは購入できないので、レバETFやダブルインバースなどを売買できませんので、あくまで個別株の売買をできるという形なので注意しましょう。

5秒間は価格が固定されているので、価格が変わっても更新前にボタンを押せば約定できる

出来高が大きくて値動きの激しい銘柄の場合、1秒とかでも価格が動きます。

東証などの市場を通じて取引する場合、1秒未満の価格変動で、約定値段が動いてしまいますが、LINE証券は提示価格が5秒で固定されているので、その間、売買ボタンを押せばその価格で約定させることができます。

LINEポイントを使って取引できる

普段から貯めているLINEポイントを使って株に投資できます。

LINEペイなどを使って、ポイントがたまっている人にとっては、ポイント投資をすることができるので、メリットがあるでしょう。

LINE証券のデメリット・注意点

出金に手数料200円かかる(LINEペイ残高へ出金なら無料)

口座への出勤手数料がかかります。

1回200円(税別)かかるということなので、頻繁に出金したい方には少し厳しいかもしれませんね。

東証全銘柄が取引できるわけじゃない

これは、即日約定ができる単元未満株サービスをやっているLINE証券なので、仕方ないことですが、全銘柄を取引できるわけではありません。

例えば、直近IPOなど新興銘柄や、東証一部でも流動性が低い銘柄などは取り扱い銘柄ではない場合があります。

LINE証券が取引銘柄に指定していない場合、その銘柄は取引することができません。

もし、マザーズなどの新興銘柄、出来高が少ないマイナー銘柄の1株サービスを利用したい場合は、SBIネオモバイル証券を利用するとよいでしょう。

LINE証券との相対取引

こちらはデメリットというか注意点ですが、LINE証券の取引は証券会社を通して投資家同士で売買ができる東証取引とは違い、取引形態としてLINE証券と客との相対取引になります。

これは、国内型FX会社によくある「店頭FX」と同じ仕組みで、投資家が買いをする場合、売りはLINE証券側になります。

そのため、基本的には、LINE証券側が提示した価格で投資家が売買することになりますので、市場価格との乖離が生じる可能性はあります。

もちろん、明らかに東証の市場価格と乖離していることはないとは思いますし、一時的に乖離したとしても、時間がたてば市場価格に近くなるとは思いますが、あくまでLINE証券の取引は相対取引ということを念頭に置いて取引するようにしておくべきです。

株の出庫には移管手数料(1,100円(税込)/1銘柄)がかかる

一応、他の証券会社への株の出庫するにはいくらかかるのか調べたところ、1銘柄あたり1100円(税込み)かかるということです。

1株中心の取引の投資家は、手数料負けしてしまうケースがほとんどだとおもうので、基本的には出庫の選択肢はないものとして取引していくことが重要になりそうですね。

 

LINE証券のゲリラセール

ちなみに、LINE証券の名物イベントとして、ゲリラセールがあります。

 

LINE証券は、不定期で、割引セールを17時におこない、その日の終値よりも3~7%割引で株を1~5株を買うことができます。

超人気すぎて2020/4/16のセールでは、17時注文スタートで、3分で取引終了になりました笑

当日突然ゲリラでセールをするので、あらかじめLINE証券の口座を作っておくことをおすすめします。

口座開設はこちら➡LINE証券

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