知識なしで起業する方法。専門知識ゼロからアイディアを生み出し実績を付けるには?
起業したいと思った思う時に立ちはだかる問題として
「専門的な業界知識がないこと」
があげられるだろう。
起業したい分野や業界が専門的なであればあるほど、
自分の知っている知識や経験では、アイディアも出てこないし、仮に出てきてもその悩みを解決できる商品やサービスを提供できるのか、という不安はあるもの。
今回は、そんな業界知識なしで、起業する方法をご紹介します。
専門知識なしで起業する方法
業界の知識をつける方法を探す
業界の知識をつけるには、どうやったら起業知識を付けられるのかを探そう。
その分野に資格が必須なら資格取得。
知人や人脈が必要なら人脈作り。
資料の読み込みや読書が必要なら、本屋で該当する本をリサーチする。
基本的に、知識をつける方法は以下の方法しかないだ。
- 本や資料を読んだり勉強する
- 人から聞く
- 自分で経験する
自分の起業する分野がどの知識が必要なのかに応じて、上記3つの中から自分に該当する方法を考えて、それを実行することで業界知識をつけることができる。
私の場合、「お金と人の生死」に関連する分野で起業をしたいと思っていた。
病気で若くして亡くなった父親と、お金に苦労した母親の想いが僕の原体験にあるからだ。
FP、保険屋、プライベートバンカー、葬儀屋などいろいろな業種を考えたけども、どれも経験が必要だったり、専門的な資格取得が必要なものばかりだった。
そこで、知識が全くない状態からこれらの事業はできないと思って、
まずはお金に関するブログやサイトを始めることにした。
ここでいえば、「3.自分で経験する」に当たる。
実際にお金に関して悩んでいる人や、困っている人に向けて具体的なソリューションを提供する方法として、まずは記事執筆を通じて、発信して行き、その中で自分で経験しながら知識をつけようと思ったのだ。
ブログやサイトを運営していく中で、世の中の人はどんなことに悩んで、何を探しているのかを調べることもできるし、実際に私が書いた記事の反響を確かめることもできる。
そうする中で、将来本当にやりたいと思っている、
「人の生死とお金」に関する事業により近づきたいと思っている。
最近は知識をつけるために始めたこのサイト自体が、私がやりたかった分野につながっていることもあり、
もっとこのサイトを大きくすることが私にとっての目標になった。
周辺分野で起業してから次第に知識をつける
私の場合は、知識をつけるためにはじめた事業が本命になりつつあるが、
業界知識や専門知識は事業をする中で(実際に自分が経験する中で)ついてくるというのは実感している。
なので、まず、起業したい分野の専門知識をつける方法として、
その周辺分野で、副業でも起業でもなんでも良いので、とにかく小規模のビジネスをはじめて見るというのも良いと思う。
まずは自分が実際に動いてみて、その中で気づいたことを元に起業の種にする。
その事業がうまくいくことで、本当にやりたい本命ビジネスの資金をためることもできる。
本命ビジネスに近い人がどんなことに悩んでいて、どういう思いを持っているのか、
それを周辺ビジネスをしていく中で見つけていくこともできる。
事業のヒントや起業のアイディアを思いつくこともあるだろう。
結局のところ、起業とは、一人の見込み客を見つけることだ。
一人の熱狂的なファンを作れば、それは同じような悩みを抱えている大勢の顧客に届く。
そういう意味で、まずはどんな顧客がいて、その人たちはどんなことに悩みを抱えているのかが、周辺分野で起業することで見えてくる。
実際に動くことで見えてくるものが多いのだ。
最後に
起業の専門知識をつけるには時間が必要です。
どんなに早く起業したくても、専門知識や実践がない状態で起業しても成功率は低いはずです。
なので今何をするべきなのかを考えるようにしましょう。
独立起業は、起業準備の段階から起業です。
起業後にできること、やるべきこともたくさんありますが、起業前にしかできないこともあります。
その「起業前にしかできないこと」と必死に向き合って、いかに起業に向けた準備をしていくのかが重要です。
まずできることから真剣に取り組むことが大切でしょう。
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