起業の仲間探し方とは?独立して成功したいならこんな人を探すべき!
起業しようと思ったらまずは考えるのは、起業仲間や創業メンバーをどうしようか、という問題があると思います。
起業や独立はたいていは、社長がリーダーシップをとって事業をスタートしていきますが、事業を成功させるためには、エンジニア、営業マン、交渉、雑務や総務など、様々なメンバーや起業仲間を集めることが多いです。
最近はフリーランスとして1人で活躍するという道もありますが、スタートアップや出資を受けて事業をスタートするなどの場合は、人材を募って、サービスや事業を開始するケースがほとんどでしょう。
ということで、起業仲間は非常に重要な要素です。今回はそのノウハウを紹介します。
起業仲間は選び方のコツ
得意なことや性格などのタイプが違う人
よく起業家の卵さん同士が、起業家交流会などで起業仲間探しをしていることがあります。
ですが、基本的には、起業仲間を交流会で見つけられることはレアケースだと私は思っています。
なぜなら、交流会に出席するような人は、似たタイプの人が多いからです。
起業の成功には、弱点を互いに補えるパートナーを組むとうまくいきます。つまり役割分担ということが非常に重要なのです。
例えば、0→1が得意な人と、1→100が得意な人がいます。
ゼロから何かを新しいアイディアやサービスなどを生み出すことが得意な人同士が一緒になっても、それをスケールさせて、仕組み化し、大きくしていく人がいないと必ず失敗します。
いわゆる、絵に描いた餅っていう状態ですね。この場合、事業の立ち上げや新規サービスのアイディアはワンさか出てくるけど、全然サービスが大きくならないという事態になります。
他にも、営業マンだけでなく、エンジニア、戦略家、メンテナンスなど、起業や会社にはいろんな役割があります。自分とは違う役割や性質を持っている人同士で組んで弱点を補うからこそ、起業は成功するのです。
「社長がバカだから、社員はしっかりしないといけない」
とよく聞く話ですが、それもあながち間違いではないのでしょう。
互いにプラスになる相手
世の中には、一緒にいると、互いにプラスになる相手とマイナスになる相手がいます。
それは、好きとか嫌いとか、尊敬するとか、そういうことではなく、互いの相性というのがあります。
「よくわからないけど、この人と一緒だとなんかいい感じにプラスなエネルギーが湧くんだよね」という人はいるはずです。
一方で、「尊敬できるんだけど、この人といるとなんかギクシャクしてしまうんだよね」という人もいるはずです。
人間の直感というのは案外鋭いようで、人間は直感で相手との相性を理解できるようです。
少し精神論的な話になってしまいましたが、やはり一緒にいてプラスのエネルギーがある人から事業のパートナーを選ぶと良いでしょう。
起業仲間の見つけ方
友人や知人を誘う
気心知れていて、信頼できる知人から一緒に起業する仲間を探して選ぶのも一つの方法です。
この場合の注意点は、ビジネスと友人関係は違うことを知るべきです。
ビジネスの場合、双方にWin-Winの関係を結ぶ必要があります。一方、友人関係は利益が云々ではありません。また、友人関係は金銭問題が絡むケースが少ないので、お互い付かず離れずの関係を維持できますが、ビジネスとなると、一蓮托生になるので、そうは言ってられません。
仲が良い友人だからビジネスで組むとうまくいくか、というとそうとは限りません。その点を履き違えていると、友人から起業仲間を見つける際にミスを犯してしまいます。
紹介を受ける
信頼できる知人から紹介を受けて、そこから起業仲間を見つける方法です。
この方法は、信頼できる知人からの紹介だからこそ話が早く、且つゼロベースで関係を作っていくので、ビジネスパートナーになりやすいという特徴があります。
もちろん、どんな相手を紹介されるのかは運要素ということもありますが、それでもビジネスの立ち上げで最も多い起業仲間を探す方法の一つと言えるでしょう。
Twitter等のインターネットで知り合う
SNSやクラウドソーシングなどのインターネット上で、想いやビジョン、利害が一致した人と仕事を1から作るという方法です。
2010年付近の日本では「mixi」というSNSが流行っていましたが、その当時の起業家の間では「mixi」で起業家仲間を募るというのが流行っていました。私の知人でもmixiで起業した人を知っています。ちなみに、あの「与沢翼」さんも1社目の学生起業の時、mixiで仲間を募ったと言います。
現代でいえば、Twitterなどで起業仲間を募るのが非常に現実的でしょう。
他にも、クラウドワークスなどで、募集をかけるのも良いかもしれません。
このSNSなどのネット経由をするメリットは、リアルな人脈が0人でも仲間を探せるということです。また、自分の全く畑違いのジャンルの人とも繋がれることです。
まとめ
起業仲間は慎重に選ぶべきです。
そして、どこから誰と一緒に仕事をするのかがわかりません。起業すると思いもよらないところから、関係が続くこともありえます。だからこそ、常に周囲の人のためを思いやる気持ちを持ち、信用残高を増やしていく必要があります。
起業仲間探しは、起業仲間探しをはじめる前から始まっているとも言えるでしょう。まずは今の生活環境の中で、自分と関わる人々のために何かをするという姿勢を貫くと良いでしょう。