FX初心者トレーダーが1日でも早く上達するためにやるべきこと|個人投資家の戦い方

為替

今回は、FX初心者が、外国為替FXトレードの技術を向上させるために1日でも早くやるべきことをリストアップしてみました。

たくさんあるので、最初はめまいがするかもしれませんが、どれもとっても重要なので、是非一度熟読いただければと思います。

  1. 用語の理解
  2. 経済ニュースを見る習慣を作る
  3. チャート分析・テクニカル分析ができるようになる
  4. 証券会社のツール&取引に慣れる
  5. Twitterの活用方法を理解する

かくいう私も、数年前までは、為替やドル円などは全然知らないFX素人でした。

そこから知識を一つずつつけていくことにはだいぶ苦労はしましたが、それでも、今は毎月それなりの利益を出せるようなトレーダーまで成長することができました。

では、トレード技術を向上させるために重要なことは何でしょうか?

  1. 知識の学習
  2. 実践
  3. 知識の学習
  4. 実践

結論をいうと、これの繰り返しです。

FXは「学習→実践→学習→実践」の繰り返しです。

つまり、FXで上達するためには、何を学習し、どういう実践をするのかということが重要ということです。

FXに必要な知識を一つずつ習得していく

FXトレードを上達するために、学習するべき知識とは、大雑把にいうと以下の通りです。

  1. 用語
  2. ニュース
  3. チャート分析(テクニカル分析)

これらを身につけることで、以下のようなメリットがあります。

  1. 経済用語     ▶︎為替が動く「仕組み」の理解
  2. ニュース・速報  ▶︎為替が動く「タイミング」の理解
  3. チャート分析   ▶︎為替が動く「動き」の理解

①経済用語・基礎知識を身につける

FXを理解するためには、経済の基礎知識や経済用語を学習する必要があります。

具体的には「円安ってそもそも何?」「政策金利とは?」「雇用統計とは?」などです。経済用語は、「先物」「信用残高」「スワップ金利」など、あげれば無数に専門用語があります。

経済の基礎知識や経済用語を身につけることで、為替がなぜ動くのかという本質を理解することができます。

為替が「1ドル100円→1ドル105円」に動くには理由があります。例えば、この1ドル100円の時に購入しておき、1ドル105円になったら、それを売却して利益を得るのがFXです。

つまり、なぜ為替が動くのかを理解することは、自分がなぜ稼げるのかを理解することに他ならないということです。

これらを理解せずして、FXで利益をあげるのはほぼ不可能です。

ですが、知識といっても、誰も知らないような超専門的なことを勉強しなければならないのではなく、調べれば誰でもアクセスできる情報を学習すればいいだけです。

おすすめな入門書はこういうものです。

②経済ニュースを頭に入れる習慣を身につける

経済ニュースは、為替FXをやる上で不可欠なものです。

経済ニュースを知るべき理由は、いつ為替が動くのかというタイミングを限定できるからです。

代表的なものは、雇用統計、日銀やFRB等中央銀行の政策金利発表、政治的な要因、貿易、個別企業の業績などです。

これらの為替に影響を与えるニュースは、いつそれが発表されたり、表面化するのかがあらかじめ決まっているケースが多いです。

そのため、そのニュースをチェックすることで、そのタイミングで大きな相場変動が起こるということを事前に知ることができるわけです。

もし、これら材料ニュースを知らずにトレードをしていると、相場が急に動き、思わぬ損失を受けてしまう可能性が高くなります。

これら経済ニュースを把握する方法は以下のようなものがあります。

  • Twitter
  • ニュースサイト
  • 新聞
  • TV番組

私が主に利用しているのは、TV番組とニュースサイトです。理由はどちらも無料だからです。

 

私がチェックしているTV番組は、以下の二つです。

ニュースモーニングサテライトは、テレビ東京系列の番組で、通称モーサテと呼ばれている20年続く長者番組です。

朝5:45からスタートするので生で視聴するなら早起きが必要ですが、TVの番組予約機能を使ったりすることで、毎日欠かさずチェックしています。(朝ごはん食べながら見るのが日課です。)

朝スタートで、NYの引け時間に近い放送ということで、昨晩のニューヨーク市場の動きについての分析が多く、その日の相場分析の方向感を担うのにも役立ってくれます。

また、夜23:00からスタートするワールドビジネスサテライト(WBS)もチェックしてます。相場の流れや、今起こっているニュースをいち早くチェックするのに役にたちます。

こちらはモーサテと違い、夜の放送なので、その1日の日経平均やドル円の動きなどを踏まえた上で、経済分析をしてくれます。また、個別企業などにもフォーカスした特集などもあるので、見ていても非常に面白いです。

 

次にニュースサイトです。

私の場合、常にチェックしている特定のニュースサイトはありません。理由は、ニュースサイトの情報すべてを逐一把握していては、情報量が多すぎて処理できないからです。

基本的な流れをモーサテなどのテレビ番組でチェックしつつ、重要な指標発表や選挙などのイベントの速報を掴む上で、ニュースサイトを使ったりします。

有名なところだとブルームバーグロイター東洋経済オンラインなどです。

ブックマークする必要はないと思いますが、Googleで検索をかけたり、速報をツイッターで調べようとすると、自然と目にする情報サイトなので、覚えておいて損はないでしょう。

 

最後に、散々ニュースのチェックの重要性を述べてきていますが、ニュースサイトやTV番組に出てくる専門家の意見をすべて鵜呑みにするのは良くありません。

理由は、相場や経済の方向性を完璧に専門家はこの世に一人もいないからです。

経済ニュースとの向き合い方についてはこちらの記事も参考にしてください。

FXニュースの見方付き合い方。為替に影響与える経済ニュースはどう読むべきか

③チャート分析(テクニカル分析)

最後に、チャートパターンの分析です。チャート分析とは、テクニカル分析とも呼ばれている手法です。

チャートとは過去の投資家の奇跡です。過去の投資家がいくらで売買をしてきたのかという事実の裏付けです。

その事実を元に今後どうなっていくのか、ということを分析するのがチャート分析・テクニカル分析です。

具体的なテクニカル分析としては、移動平均線、MACD、RSI、RCI、DMI、ストキャスト、ボリンジャーバンド、一目均衡表などがあります。

また、チャートパターン分析には、、三角保ち合い、上昇フラッグ、下降フラッグ、三尊天井が出ているなどがあります。

これ以外にも、他に細かいテクニカルツールやチャートパターンなどがたくさんあります。マイナーすぎて私も知らないものもあるかもしれません。

では、これらのテクニカル分析ツールとどう向き合えば良いのかというと、初心者の頃は、最初から全部覚えてなくてもOKです。

やりながら実践し少しずつその内容を理解していくことで、毎日相場と向き合っていれば自然と習得できます。

もし、学習したいのであれば、以下の書籍なども参考になります。

ただし、こちらはニュースサイトやTVの経済の専門家の話をすべて鵜呑みにしてはいけないのと同様に、テクニカル指標やチャートパターン分析もすべて鵜呑みにしては良い訳ではありません

テクニカル分析はあくまで相場の方向性を理解したり、売買のタイミングを見極める補完ツールです。

テクニカル分析の通りに都合よく相場が動くことばかりではないことは知っておきましょう。

こちらの記事も参考にしてください↓

なぜFXトレードは、テクニカル分析・チャートパターン通りにいかないのか

証券会社の取引ツールに慣れる

実際にFXトレードを行う上で重要な要素として、証券会社の取引ツールに慣れるというものがあります。

FXを行うなら、必ず証券会社の口座開設が必須になります。そして、その口座を持っている証券会社が提供するツール上で為替の売買を行う訳です。

そのため、FX証券会社の取引ツールに慣れるのは、野球で言うところのバット、グローブ、スパイクなどに慣れるようなものです。そのため、FXで初心者が勝てるようになる上で、取引ツールと言うのは非常に重要になります。

このFX証券会社の取引ツールは、人によって、どの証券会社のツールが使いやすいのか、というのは好みが分かれます。

どのツールが使いやすいのか、というのは予めわからないので、一度口座開設をしてそのツールにログインしてみる以外にその操作性を判断する方法はありません。

口座開設はどのFX会社も無料ででき、いくつFX口座を持っていても罰則は全くないので、まずはいくつかのFX会社の口座開設をすることをオススメします。

私も保有口座数をカウントして見たら、使っていないのも含め、全部で12口座持っていました。

 

初心者におすすめなのは、日本国内FX会社だと、SBI FXTRADE外為ジャパンFXGMOクリック証券あたりです。

また、海外FXだと、XMがおすすめです。

 

より詳細などはこちらも参考にしてみてください↓

国内FX業者のドル円最小取引ロットを主要12社比較してみた

Twitterで情報を得る

最後に、Twitterで情報収集についてです。

先ほど、経済ニュースの学習方法で少し述べましたが、Twitterからの情報収集と言うのはかなり役にたちます。

それは以下の二つの側面から有効だからです。

  • 速報が早い
  • 投資家のリアルボイスが見れる

まずは、速報性です。

経済指標や重要イベントの速報と言うと、ニュースサイトが最も速報を出してくれると言う風に思うかもしれませんが、最も情報源としては早いのはTwitterです。ツイッターによる投稿が速報として最速です。

次に、ユーザーのリアルボイスを知ることができると言うことです。

相場の状況に対して、個人投資家が何を考えているのか、と言う大衆心理を読む上で非常にTwitterは有効です。

是非、ツイッターでの情報収集も上手に利用しましょう。

ちなみに、私もTwitterでFX系の情報発信してますので、よかったらフォローお願いします。

私のTwitterアカウント▶︎@nichofx