私がトレーダー人生の教訓としてノートに書いてきた言葉や名言などを紹介してみる
私が株式投資・為替FXなどの投資をしていく中で、日々ノートを綴ってきました。
そんな経験が5年以上に登りますが、その中で教訓としてノートに書いてきた言葉を紹介します。
私自身がデイトレする中で気づいて書いたものもあれば、名著の中から株や投資に関する名言をまとめたものもあります。
とにかく私がトレーダーとして成長する過程で考え、教訓として綴ってきた渾身のノートを公開することで、株式投資などのトレードに悩む人たちの少しでも参考になればと思いそれを紹介します。
株取引で絶対に守るべきルールとして私がノートに書いてきたもの箇条書き
・損切りは迅速に、利食いは伸ばす
・規律とルールを守り淡々とやる
・期待値の高い取引を繰り返す
・小さな利益に幸福を感じない
・小さな損失に苦痛を感じない
・大きな利益を求めよう
・大きな損失を避けよう
・プロスペクト理論を理解する
・損失額は決めてからエントリーする
・利食いはどこまで伸びるかは誰にも分からないが、仮説を持てる場合もある
・リスクマネーに晒す以上、大部分が溶けてしまう覚悟を持たないと、それ以上を稼ぎ出すことはできない。
・トレードの資金は水もの。常に上下する
・トレードで毎月安定した収益が上がるとは思い込まない。
・お金を増やすためにトレードをしてる。苦痛から逃れるためではない。
・我に帰り客観的に自分を見る
・やっちまったと思ったら、前場の終わりや引け後までなるべく傷口を広げないようにする
・分析や仮説を持つのは重要で精度を高めることは大切だが、どんなに確信してても、思惑と反対に行く可能性は大いにあると肝に命じてからエントリーする
・今から大地震が起きたり、誤発注、悪材料が出て、建玉がいきなりストップ安になる可能性は常にあると理解する
・通信障害や注文約定が出来なくてトラブルに見舞われることも覚悟する
・良い勝ち方、悪い勝ち方がある
・良い負け方、悪い負け方がある
・勝ってる時に守りに入らない
・負けてる時に攻めに入らない
・残高、損益、月末などによって、縮こまったり、臆したりしたり、自己陶酔したり、守りに入ったりしない。やることは変わらない。期待値の高いところで入り、損切りを迅速に利食いを伸ばす。チャンスにはリスクを取り勝負していく。負ける日もある。
・一回で大きなドローダウンの場合もあるし、負けの連続で一回一回は壊滅的ではないが、複数回にわたり連続することで損失が膨らむこともある。
・自分の知らない情報は常に存在すると理解すべし。自分の知ってる優位性に賭けるが、どんなに研究しても自分の知らない情報は常に存在してるという事実を認識すべきで、そのトレードにおいて自分の優位性が確かなものかどうか、他に重要な情報が存在するかどうかを確かめる術はない。つまり、常にトレードは不確実なものだということだということ、自分が優位な立場にあるかどうかを事前に検証するのは難しいということを理解する
・一回のトレードに勝つには、実は何の努力もいらない。だがより重要なの期待値高いやり方で勝負して勝つ勝ち方だ。
・儲け損なったという機会損失の気持ちで、マイナスな気持ちになり焦ったところで期待値は高くならないし、チャンスが訪れる訳ではない。現在の値段から見て、それよりも上がりそうか下がりそうか、期待値はどのくらいかということを計算して、たくさんあるトレードの1つだという意識で、ただやるべきことを淡々とやっていく
・損切りが追いつかないようなスピードで急激に下げた銘柄は、もうしばらくエントリーしない。なぜなら同じく損切りできず上の方で含み損で捕まってる人がいるからだ
・恐怖心があるからリスクを取って動くことを恐れてしまう原因になってしまってることがあるのだ。
恐怖心は物事を客観的に冷静に判断することの妨げになることがある。
・次のトレードで負けてしまうのではないか、勝ってせっかく手に入れた残高が減ってしまうのではないかという恐怖が冷静な判断や、リスクを取って行動する力や、ゾーンとしての心理状態の妨げになってしまう。もちろん負けることもあるが、それ以上に大きく利益を取れることもある。
・損失を認めたくない、プラスに戻したいという理由で入るのは違う。
・自分の求めることをひたすらやっていくことで、運を引き寄せることができる。
・何もない日もある。パッとしない日もある。そういう時に無駄打ちしてお金を減らすのは難しいけどなるべく減らした方がいい。
・恐怖心や勝った時の快楽から、自分のとれーどを機会的に行うということを守らないといけない。
・含み益や含み損になると、そこから希望や期待、恐怖や不安などが生まれるが、マーケットは何もしない。ただ、その事実を受け入れ、冷静になった上で、どうするのかを機会的に行うだけだ。
・ポジションは、閉じるまで終わりはない。自分で決めない限り、1日信用の強制決済、負けまくって証拠金がなくなり追証になるとか以外では、終わりや際限はない。
・勝って守りに入るのはおかしい。所詮大した金じゃない。プロスペクト理論を意識して突破する
残高は上下するもの。元々なくなっても良いお金。大きく10%とか負ける日もある。そういう覚悟を持ってやるべきだ。
・勝ってる時にもリスクをとる。勝った後に、負けたりゼロラインになってもイライラしない焦らない。残高は上下するもの。利益が減るとか思わない。利益は減ってしまうもの。元々なくなっても良いお金。じゃんじゃんリスクを取ろう。
・勝った取引は忘れるくらいがちょうど良い。勝った後と負けたあとで、取引回数が明らかに違うのは異常だ。
・買った時ほど守りに入ったらダメだ。人は勝ってる時ほど、リスクをとらなくなる。そのプロスペクト理論に注意する。
・どんな小さな取引でも買う理由が明確なものしか買わない。その理由は、その後の投資家が高くても買いたいと思わないからだ。チャートを見て良さそうとかそういうので入らない。
材料、高値更新、先物感応度が高い、物色セクター、出遅れ、リバランス、前日や直近での出来高急増、IPO、仕手の煽り、四季報や株探などの煽り、売りが溜まりすぎなどなど。
・大きく負けたあとに、大きく取り返す傾向にある。それは、勝たなくてはいけない金額を意識していて、その値幅が取れる銘柄やチャートを必死に探しているからなのだろうか。金額を意識しているというか、その金額に届くためには利食いを伸ばさないといけない。すると、普段は早い利食いをしてしまっていたトレードとは違い、利食いを伸ばすトレードをおのずとできていた。取れるときに取ろうではなく、しっかりとこの金額を取らないといけないという意識だからこそ、真剣にはいることができる。銘柄選別も消去法的に選ぶことができる。大きな値幅を意識するから、リスクをとって下の方で入らないと、その目標の値幅に届かないということで早い段階でエントリーができて、取れる値幅を高くして期待値を高くできているのかも。
・逆に安全にリスクを取らない方法を選ぶとエントリーが遅れて、結局いってこいや、微利益はでるけど、あまり利幅が取れない取引になり、たまに来る暴落で大きな損失をかかえることになる期待値が低いトレードになっている可能性がある。(→ロスカットが間に合わないような損失。10回やって1回あるかないかのでかい損失。損大利小)だからこそ、みんなが恐怖しているときに入り、みんなが楽観しているときに売るということが可能。みんなが恐怖しているときの例・くぃっと上がった初動・暴落した底値
私が投資のメンタルを考える上で参考にした著書
ゾーン — 相場心理学入門は、まさに投資心理学の名著の中の名著で、多くの投資家がおすすめしている書籍です。
トレーダーが成長する過程で悩むたびに読み返したり、常に読めるようにそばに置いておきたい本です。
他にも、いくつかの書籍を紹介していますので、是非参考にして見てください。